ポート番号指定での疎通確認方法

※ 2020/08/03 追記
Test-NetConnection コマンドの使い方詳細を下記のブログにアップしましたので、こちらもご参照ください。https://mattu0119.github.io/blog/windows%20server/Test-NetConnection/
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新規環境の構築やトラブルシューティング時の通信確認として、Pingを利用する場面は非常に多いと思います。

Ping は非常に簡単に通信確認ができるコマンドですが、特定のTCP ポートで通信確認がしたい場合に便利なコマンドがこれです。

Test-NetConnection

https://docs.microsoft.com/ja-jp/powershell/module/nettcpip/test-netconnection?view=win10-ps/

マイクロソフトドキュメントサイトにコマンドの説明があります。

このコマンドはPowerShellで実行できるコマンドで、TCPのポート番号で疎通確認ができるので非常に便利です。

下記の例では、サーバーからgoogle.co.jp宛にTCP443で通信できるか確認した結果です。

コマンド例:

Test-NetConnection -ComputerName google.co.jp -Port 443

Test-NetConnection -ComputerName 216.58.197.227 -Port 443

オプション:

ComputerName:通信確認したいあて先を指定。ホスト名とIPアドレスのどちらも指定が可能。

Port:通信確認したいポート番号を指定。

 test-netconnection

共有VHDX で I/O device error

Hyper-Vでゲストクラスターを利用する際、仮想ハードディスクの共有を利用する場合が多いと思います。

仮想マシンの設定で、[ハードディスク] – [高度な機能] から 「仮想ハードディスクの共有を有効にする」 チェックを入れるだけで共有VHDXが利用できるようになるので便利ですよね。

本日、ゲストクラスターでSQLクラスターを作成しようとしたところ、下記のエラーが出て共有VHDXをフォーマットできない事象にであいました。。。

調べてみたところ、どうやらハードディスクのセクターサイズが関係しているようです。                                           共有VHDXでは、「セクターあたりのバイト数」 が 512バイトで利用する必要があり、4kでは利用できないみたいです。セクターサイズの確認まではできてませんが、下記を参考にしてみてください。

Shared VHDX on Storage Spaces                                           http://martinhannemann.com/shared-vhdx-on-storage-spaces/

 

Shared VHDX ne peut pas être mis online                       http://www.vinfra.ch/2014/06/shared-vhdx-ne-peut-pas-etre-mis-online/

利用中のドライブのセクターサイズは下記コマンドで確認できます。こちらのコマンドを実行するには管理者権限が必要です。

  • fsutil fsinfo ntfsinfo <drive letter>
  • ex) fsutil fsinfo ntfsinfo C: