Azure の課金アラート (プレビュー) について

こんにちは。

Azure を利用していると、従量課金で利用していてもついつい使いすぎてしまう?! ことがあるともいます。プレビュー中のようですが、課金のアラート機能がありました。

この課金アラートは、”通知する金額の設定” と ”アラートの受信者” を 2 メールアドレス まで登録することが可能です。

詳細は下記に記載されています。

Microsoft Azure サブスクリプションの課金アラートまたはクレジット アラートの設定

手順としては下記の流れとなります。

１、課金アラートページにアクセスして、ログイン

https://account.windowsazure.com/PreviewFeatures

２、Try It Now をクリック

３、プレビュー機能の追加 画面で ✔ をクリック

４、サブスクリプションをクリック

５、課金アラートを設定したいサブスクリプションをクリック

６、アラート をクリック (Try it now をクリック後でなければ ”アラート”は表示されません)

７、”アラートの追加” をクリック

８、”アラート名” や アラートする金額 と ”電子メール受信者” を2名まで記入して 保存すれば完了です。

アラートは5つまで登録可能ですので、金額に合わせてアラート名を指定してください。

またアラートメールを受信したことがないのでどのようなメール内容になるかはわかりませんが、日付と時刻形式は 24 時間協定世界時 (UTC) で、日付は yyyy-mm-dd の形式 で表示されるということです。日本時間ではないところに注意は必要ですね。

Azure 課金に関して失敗したことがある方など、ぜひためしてみてください！

Storage Spaces Direct 物理ディスクのメンテナンスモード状態の解消について

こんにちは。

先日 S2D ノードを再起動する必要があったため、「記憶域スペース ダイレクト サーバーをメンテナンスのためオフラインにする」 を参照しながら、S2D ノードの再起動を実施しました。

S2Dのメンテナンス通りに全ノード再起動を実施し、Storage Job が完了した後でも仮想ディスクが警告状態から回復しない状況を確認しました。サーバーマネージャーから状況を確認すると、いくつかの物理ディスクが警告状態になっていました。

そのため、下記コマンドで確認したところ物理ディスクのみが ”Maintenance Mode” 状態となっていることがわかりました。4ノード構成で、特定の1台に搭載しているキャッシュとキャパシティディスクの12本すべてがメンテナンスモードから復旧していない状態でした。

調べたところ、Technet Forum に メンテナンスモード を手動で終了させるコマンドがあることがわかりました！

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Storage Spaces Direct (S2D) Disks in Maintenance Mode

＜コマンド＞

Get-PhysicalDisk | ? OperationalStatus -eq “In Maintenance Mode” | Disable-StorageMaintenanceMode

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コマンドを発行すると、物理ディスクのメンテナンスモードが無事に解消されました。他のノードからのデータ同期も完了して正常な状態にもどりましたので、同じ事象を確認されたかたは是非試してみてください。

KB情報がありましたので、ご参照いただければと思います。

2017年9月の累積パッチを適用すると発生する事象みたいで、ノードのメンテナンスモード設定/解除の操作で発生するみたいですね。。

Disks “In Maintenance Mode” status after September cumulative update KB 4038782 install

以上となります。