1908 は Azure Stack スケールユニットが Windows Server 2019 に対応する、非常に大きなアップデートになっています。そのため、Microsoft 1908 アップデートを適用する前提条件がありますので、ご注意ください!
前提条件
Windows Server 2019 に対応することになるため、Azure Stack アップデートでは適用できない、Windows Server 2019 に対応するハードウェアのファームウェアなどを適用する必要があります。そのため、Azure Stack 1908 アップデートを適用する流れは以下のようになります。
Windows Server 2019 の問題は早く修正してほしいですが、修正後でも SDS 機能の S2D (Storage Spaces Direct ) と SDN の機能は利用することができません。
これは WSSD プログラム(Windows Server Software Defined) という認定制度にハードウェアの対応が間に合っていない?からです。各ハードウェアベンダーは自社のハードウェアでS2D と SDN が問題なく動作をすることを検証することで、Windows の SDN と SDS 機能を信頼性を高めましょうという内容です。
Windows Server 2019 で S2D を有効化しようとしても、下記のように警告文が表示されてS2D を有効化することができません。
We have paused the rollout of the Windows 10 October 2018 Update (version 1809)* for all users as we investigate isolated reports of users missing some files after updating.
Windows Server 2019だけでなく、Windows10 ver.1808 などクライアントOSも影響があるようですので、この問題が解消されてから色々と検証を進めようと思います!